おすすめのリスキリングサービス4選｜注目のスキルや資格も解説

こんにちは。「TECH PLAY ACADEMY」ライターチームです。

リスキリングは、企業を成長させる方法の1つとして注目を集めています。自社にリスキリングを導入する際は、身に付けるスキルの種類とともに利用するサービスを見極めることが大切です。

この記事では、リスキリングするのにふさわしいスキルや資格の種類とともに、おすすめのリスキリングサービスについて解説します。リスキリングを成功させるためにぜひ参考にしてください。

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リスキリングとは

リスキリングとは、経済産業省が公開している資料において「新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する／させること」と定義されています。いま働いている企業に在籍したまま、新しいスキルを磨くことを意味します。

※引用：リスキリングとは―DX時代の人材戦略と世界の潮流｜経済産業省

なぜリスキリングに取り組むべきなのか

企業はなぜリスキリングに力を入れる必要があるのでしょうか。ここでは、その理由について解説します。

DX化に対応できる人材を確保するため

ビジネスを取り巻く環境のDX化が進んだ結果、デジタル人材の不足に悩まされている企業も増えています。DXとはデジタルトランスフォーメーションの略語で、デジタル技術により人々の生活をより豊かにする取り組みのことです。

DX化においては次々に新しい技術が取り入れられているため、学生時代に習得したスキルだけでは対応できません。DX化に対応できる人材を確保する目的で、リスキリングに取り組む企業が多くなっています。

働き方の多様化に対応するため

近年はどの企業でも働き方が多様化しており、従来のスキルや知識だけでは対応できない業務も発生しています。よって、働き方の多様化を進めるために、新しいスキルや知識を従業員に習得させたいと考える企業が増えてきました。新しいスキルや知識を習得して多様な働き方を実現できれば、世の中の変化に柔軟に対応できる人材も増やせます。

リスキリングで人気のスキル6選

リスキリングの対象としては、さまざまなスキルが挙げられます。ここでは、リスキリングで特に人気のスキルについて解説します。

ITスキル

ビジネスにおいてもITは必要不可欠なものになっており、プログラミングをはじめとするITスキルのリスキリングに注目が集まっています。プログラミングを学べばプログラミングそのものができるようになるだけでなく、課題解決能力やロジカルシンキングなどのスキルも高められます。

マーケティングスキル

リスキリングにおいて、マーケティングスキルの習得を推進している企業も多い傾向です。特に、インターネット・SNS・メールなどに関するデジタルマーケティングのリスキリングが注目を集めています。デジタルマーケティングを学ぶことで、顧客の心理を理解した上でデータを分析するスキルを磨くことが可能です。

データ分析

データ分析とは、データを収集して整理や加工をし、抽出した数値から必要な情報を読み取るスキルです。データ分析のスキルを身に付けると、客観的な事実に基づいて課題を解決する方法を考える思考力を養えます。データをもとに消費者のニーズをより正確につかめるようになるため、効果的なマーケティングも実現できる可能性があります。

情報セキュリティ

業務を進めるなかで自社の情報を保護するには、情報セキュリティに関するスキルが求められます。そのため、情報セキュリティのスキルを重視する企業は増加傾向です。高いレベルのスキルを身に付けていることが理想であり、今後も多くの企業が注目し続けるでしょう。

コミュニケーションスキル

コミュニケーションスキルは、管理職やチームリーダーにとって特に必要なスキルです。また、一般の従業員であっても、テレワークなどの多様化した働き方で業務を進めるには、コミュニケーションスキルを磨かなければなりません。合わせてオンラインでのコミュニケーションスキルも重視されています。

英語スキル

グローバル化が進むなかでは、英語スキルの需要も高まっています。とはいえ、実際には日々の業務に追われて英語を学ぶ時間を取れていない人も多いでしょう。企業として英語のリスキリングを推進すれば、従業員の海外勤務や年収アップなども後押しできます。

リスキリングにおすすめの資格7選

リスキリングに取り組む上では、資格取得も有効な方法の1つです。ここでは、リスキリングにおすすめの資格について解説します。

1. ITパスポート

ITパスポートは、ITに関する基礎的な知識を有していることを認定する国家資格です。情報処理の資格のなかでは最も初歩的な資格であり、ITについてはじめて学習する人に向いています。特別な受験資格は設けられておらず、ITスキルを身に付けたいと考えるすべての人が取得を目指せます。

2. マイクロソフト オフィス スペシャリスト（MOS）

マイクロソフト オフィス スペシャリスト（MOS）は、マイクロソフト社のオフィス製品を使用する上で必要なスキルを認定する資格です。具体的には、ExcelやWordなどが対象となっています。試験はスペシャリストとエキスパートに分かれており、習熟度に応じて受験可能です。資格を取得できれば、普段使用しているソフトに関するスキルを客観的に証明できます。

3. Python3エンジニア

Pythonは、さまざまなところで使用されているプログラミング言語の一種で、コードが短いうえに、汎用性の高さに定評があります。「Python3エンジニア認定基礎資格」は、Pythonの専門的なスキルや知識を認定する資格です。また、Pythonによるデータ分析のスキルや知識を認定する「Python3エンジニア認定データ分析資格」も用意されています。

4. VBAエキスパート

VBAエキスパートは、マイクロソフト社のオフィス製品であるExcelやAccessなどで必要なVBAスキルを証明するための資格です。VBAエキスパートの資格を取得できるほどのスキルがあれば、作業の自動化やデータの一括処理などにも対応でき、業務の効率を高めることが可能です。

5. Tableau認定資格

Tableauは、BIのために活用できるプラットフォームです。BIとは「ビジネスインテリジェンスツール」のことで、基幹システムのデータ分析や可視化に対応できます。Tableau認定資格は5つに分かれています。公式サイトから登録すれば、認定講師による1時間のトレーニングセッションを2回無料で受講できます（2023年1月時点）。

6. マーケティング検定

マーケティング検定は、マーケティングのスキルを認定するための資格です。公益社団法人日本マーケティング協会が主催しています。内閣府が認定しているものの、国家資格ではない点に注意が必要です。マーケティング検定は、1～3級の3つの等級に分かれています。

7. AWS認定

AWS認定は、Amazonが提供しているサービスに関する専門的なスキルや知識を認定するための資格です。「AWS」とは、「アマゾン ウェブ サービス」を意味しています。基礎レベル、アソシエイトレベル、プロフェッショナルレベル、スペシャリティの4つに大別されており、それぞれ資格が分類されています。

おすすめのリスキリングサービス4選

リスキリングのために活用できるサービスはさまざまです。ここでは、おすすめのサービスを紹介します。

1. TECH PLAY ACADEMY

TECH PLAY ACADEMYは、パーソルイノベーション株式会社が運営するオーダーメイド型のエンジニア育成サービスです。現役のエンジニアが講師を務め、実践的なスキルの習得が可能です。法人向けのリスキリング研修も提供しています。

また、デジタル情報プラットフォームとしてTECH PLAYも運営しており、ITに関するイベント・勉強会・交流会・カンファレンスなどの情報を集約して掲載しています。スキルアップやキャリアアップに役立つテック記事・テックブログを掲載する他、イベントページを作成・公開できる機能も無料で提供しています。

合わせてリスキリングに関するイベントや技術に関する情報も発信しています。

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2.日本リスキリングコンソーシアム

日本リスキリングコンソーシアムは、国・地方自治体・民間企業などがともにリスキリングを推進するためのサービスです。200以上のプログラムが用意されており、各スキルは初級から上級までに分けられています。さらに、日本リスキリングコンソーシアムのサービスを利用することで就業支援も受けられます。

3.Aidemy

Aidemyは、AIに関するスキルに特化しているプログラミングスクールです。さまざまなプランがあり、Freeプランを選べば無料でプログラミングを学べます。プログラミングだけでなく、データ分析についてもスキルを磨けます。ディープラーニングのスキルや知識を証明するためのE資格の取得も目指すことが可能です。

4.insource

insourceは、リスキリング研修のための教育プログラムを提供しているサービスです。例えば、DX教育やマインド作りなどの教育プログラムが用意されています。実際にスキルや知識を磨くために活用できる動画教材やeラーニング教材も充実しています。上述したPython講座もあり、本格的なリスキリングが実現可能です。

まとめ

今後のビジネスにおいては、従業員のリスキリングが重要なカギになります。取得しておいた方がよいスキルはさまざまなものがあるため、自社にとって最適なサービスを選び、リスキリングを推進しましょう。

パーソルイノベーションが運営する「TECH PLAY BUSINESS」は24万人以上の会員ネットワークを活かし、デジタル人材の採用・育成・組織設計といった課題解決のための支援をしています。「DX人材研修」と「エンジニア研修」があり、いずれも企業の課題に合わせたオーダーメイドの研修を提供しています。業界で名の知れたビジネスパーソンが研修を担当することで、実際の現場で役立つスキルを身に付けられます。

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