【人事担当者向け】エンジニアが集まるイベントの作り方ガイド
こんにちは。「TECH PLAY Branding」ライターチームです。
いまや採用倍率が9倍以上とも言われるエンジニア採用市場。
技術組織の取り組みを採用候補者に伝え、自社に興味を持ってもらうことができるイベントの運営には、いま注目が集まっています。
23万人以上のテクノロジー人材、が日々情報を求め集まるプラットフォーム「TECH PLAY」でも、
様々な企業が採用目的で技術勉強会を開催しています。
この記事では、エンジニアに対して自社の技術情報提供を行うこれらのイベントが
- なぜ開催されているのか
- どのように企画されているのか
について、エンジニアを集めるためのポイントを中心に解説します。
目次
企業が技術イベントを開催するワケ
企業が技術勉強会を開催する目的を大別すると、
- 特定のテーマでの知見を交換しネットワーキングする等の技術情報交換目的
- 自社のツールを利用するユーザーの交流や振興等のマーケティング目的
- 技術組織の魅力を発信しプレゼンスを上げる長期的な人事採用目的
に分類されます。
この記事では、「3.技術組織の魅力を発信しプレゼンスを上げる長期的な人事採用目的」について解説します。
人事採用目的のイベントは、エンジニアの採用難易度が長期的に上がり続けていることを背景に、近年増えてきています。
ただし、勉強会に参加した人に対して、すぐに選考や面接を案内するという短期的なものではありません。
「自社の活用している技術やプロダクトについて興味を持ってもらい、ファンになってもらう」
ことを目的とした「ブランディング」に主眼をおいていることが、成功企業の特徴です。
求人票だけでは伝わらない会社のカルチャー、つまり、技術を愛するエンジニアコミュニティに対しての貢献の姿勢、それを推奨する組織文化、従業員への挑戦機会の提供、など企業として技術や技術者に対して、どう向き合っているのか、が参加者に直接伝わるためです。
イベントを企画する際のポイント
では企業が技術イベントを開催するにあたり、どのように企画を進めていくのが良いでしょうか。
参加するエンジニアの満足度をより高い企画を作るために、人事担当だけではなく、技術組織のエンジニアとコミュニケーションをしながら企画を進めていきましょう。
取り上げるテーマを設定する
まずは、参加してほしいターゲットを設定します。
例えば特定の技術領域のエンジニアに届けたいのであれば、その技術を活用する、したいエンジニアにとって、トレンドになっている技術やツール、さらに、自社ならではのデータや技術を活用した話は、参加者にとっても貴重な機会となります。
どのような魅力に惹かれて入社したのか、なにが実現できると思っているのか、など自社のエンジニアにヒアリングすることでキーワードを抽出することも有効です。
カルチャーが伝わる伝え方を企画する
具体的な企画の内容については、実際に発表者となるエンジニアの熱量、楽しさが不可欠です。
例えば、みんなが楽しんで参画したプロジェクトや、失敗したけど称賛されたチャレンジの話など、現場のエンジニアが組織にエンゲージメントを感じている内容にすることで、よりカルチャーの伝わる勉強会の企画が出来ます。
イベントに限らずですが、企業に所属するエンジニアが面白そうなことを活発に情報発信している、という状況は転職活動を積極的にしていないエンジニアでも興味をひきつけられます。
エンジニアが楽しく、熱量高く語れる場を作ることが重要です。
共催するパートナーを探すには
また、単独での開催ではなく、複数社との共催イベントもよく開催されています。
同じテーマでも組織ごとの課題や解決方法が異なっていたり、その中で普遍的な共通項を見出したりと、良い企画であれば、単独開催よりも参加者の期待値、満足度が高い勉強会が開催出来ます。
共催するパートナーを探すにあたり、コツとなるのは下記のような点です。
勉強会やプロジェクトを同じ温度感で進めていけるか
カルチャーやプロジェクトの進め方が近しい企業であることが円滑な企画、運営の為には重要です。
勉強会の開催は、それなりに大きな工数の係るプロジェクトになるため、タスク進行のスピード感や、勉強会で作りたい雰囲気が近しいことが望ましいです。
プロダクトや事業のメッセージ、価値観が近しい企業であること
同じイベントとしてどのような共通項を打ち出していくのか、が最も重要なポイントです。
共通のテーマで話せることが前提ですが、プロダクトや事業、組織の価値観が似通っていることで、なぜこの企業たちが一緒に勉強会を行うのか、のストーリーを語りやすくなり、参加者にも安心して参加してもらうことが出来ます。
共催メリットが双方に兼ねあっていること
前述のとおり、主催側には採用目的であることが多いですが、共催パートナーが感じるメリットが同じであるかどうかは、時期や事業フェーズにより様々です。
お互いの発信ニーズが兼ねあう趣旨のイベント企画をする必要があります。
くれぐれも気を付けるべきは、パートナーの知名度を利用するようなイベントや、なぜ一緒に開催するのかを説明出来ないようなイベントにならない様にすることです。
どうやってイベントに集客するのがいいのか
イベントの企画が固まり、必要に応じて共催するパートナーも決定したら、勉強会の検索サービスなどに登録し、告知しましょう。
エンジニアの勉強会が数多く登録されている、「TECH PLAY」のほか、「connpass」、「doorkeeper」などで告知をすることが一般的です。
TECH PLAYでは、グループを作成してフォロワーを集めることができたり、タグを設定することで、そのタグに登録しているユーザーに告知をすることが出来たりと、勉強会の存在を認知しやすい仕組みが無料で活用頂けます。
例えば「#機械学習」では、2万人のユーザーがタグ登録しています。
また、プラットフォームの活用だけではなく、登壇者や企業のSNSやWEBでの告知など、ターゲットに届ける為の活動も忘れずに行うようにしましょう。
TECH PLAYでイベント支援をする際の強み
前述のとおり、無料でもイベントへの集客はご利用頂けますが、イベントの成果をさらに高めたい場合、「TECH PLAY Branding」サービスにてイベントの企画からご相談いただくことがおすすめです。
強みは、下記の3点です。
エンジニア理解による企画力
エンジニアイベントが多数開催されるプラットフォームを運営しており、トレンドを把握し、エンジニアに興味を持たれやすいイベント企画が可能です。
技術組織へのヒアリングを通じて、登壇までの調整、進行もお任せいただくことが可能です。
数多くのイベント実績によるブッキング力
これまでにご登壇いただいた登壇者の志向や方向性を把握しているため、それらをマッチングしていくブッキング力を強みとしています。
また、主催者と共催者のニーズをバランスさせる調整、交渉も数多くの実績があります。
23万人以上のTECH PLAYユーザーへの告知力
TECH PLAY内の様々な広告メニューを運用することで、集客を最大化することが出来ます。
オンラインでも最大1,000名を超え、平均して200~300名程度の集客を実現しています。
TECH PLAYでは、大手企業からスタートアップまで、様々な企業の採用イベントをご支援しています。
実際にTECH PLAYを活用して効果的な集客やイベント企画を実現したいというご担当者様は、ぜひお気軽にご相談ください。
この記事を書いた人
TECH PLAY BUSINESS
パーソルイノベーション株式会社が運営するTECH PLAY。約23万人※のテクノロジー人材を会員にもつITイベント情報サービスの運営、テクノロジー関連イベントの企画立案、法人向けDX人材・エンジニア育成支援サービスです。テクノロジー人材のエンパワーメントと企業のDX化の成功をサポートします。※2023年5月時点
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