エンジニアの中途採用の進め方は?成功するポイントや注意点を紹介!
こんにちは。「TECH PLAY Branding」ライターチームです。
年々進化しているデジタル技術に対応するべく、中途採用によって即戦力となるエンジニアの採用を検討している企業も多いでしょう。
同時に、自社に合うエンジニアの中途採用を成功させるためにはどうすればいいのか、悩んでいる担当者もいるかもしれません。
この記事では、エンジニアの中途採用で行うべき戦略や注意点などについて解説します。
エンジニアの中途採用について知りたい方は参考にしてください。
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目次
エンジニアの中途採用の進め方
エンジニアの中途採用の進め方について解説します。それぞれの詳細について正しく理解しましょう。
1. 採用者のペルソナを設定する
エンジニアの中途採用を行う場合、最初に採用者のペルソナを設定することがおすすめです。
ペルソナとは企業が求める人物像を意味します。
エンジニアの場合はツールやプログラムに関する知識や技術をどの程度持っているか、採用したらどのような業務を担当してもらうかなど、ターゲットとする人物像を明確にすると、効果的な採用基準を作りやすくなります。
社内にエンジニアの業務領域について知見のある従業員がいる場合は、人事担当者と情報交換や認識のすり合わせを行い、明確なペルソナを設定に取り組むことが大切です。
エンジニア採用におけるペルソナ設計については、以下の記事を参考にしてください。
>>> エンジニア採用にもペルソナは必要不可欠!その重要性と作成手順とは
2. 募集条件を確認する
IT人材は年々需要が上がっている一方、絶対数自体が少なく、獲得に向けた企業間の競争が激しくなっています。そのため、募集条件が厳しかたり、給与や待遇などが悪かったりすると応募数が減る可能性があります。他社の似たような求人と条件や給与などを比べて調整し、エンジニアにとって魅力的な企業であるとアピールすることが大切です。
しかし、過剰に給与や待遇を上げすぎても企業にとって負担が大きくなってしまいます。また、エンジニアの実力以上に報酬を与えて損をする場合もあるため注意が必要です。
3. 採用チャネルを用意する
ペルソナの設定による採用基準の確立や募集条件を整えたら、採用チャネルの用意に移ります。エンジニアは絶対数が少ないため、複数の採用チャネルを用意して少しでも目に留まる可能性を上げ、募集者が多くなるようにすることが大切です。
採用チャネルはWebや紙媒体を問わず、求人広告や人材紹介などを活用したり、自社で運用しているSNSがあればSNS上で応募を呼び掛けたりする方法もあります。
エンジニアの採用チャネルや手法に関しては、以下の記事も参考にしてください。
>>> 優秀なエンジニアを採用するには?成功のポイントや手法、活用できるサービスを紹介
4. 書類や面接で選考する
応募者が集まったら書類の確認や面接の実施で選考を行い、採用の可否を決めます。
面接の前に書類選考を行う際は、書類の内容で合格者を絞るのではなく、必要ないと感じた人を除外する程度の緩い基準にしておきましょう。前述の通りIT人材の数が少ないため、基準を厳しくすると採用の進行が緩慢になりすぎる可能性があります。
書類選考を通して面接する人数を多くし、可能な限り実際に会って合否を判断することを心掛けます。
また、即戦力を求め過ぎずにある程度は自社での育成も視野に入れるなど、ハードルを上げすぎないことも大切です。
エンジニアを中途採用する主な手法
エンジニアを中途採用する主な手法について解説します。それぞれの特徴を把握しましょう。
求人サイト
エンジニアを中途採用する方法として挙げられるのが、求人サイトへの掲載です。さらに、求人サイトは「掲載広告型課金」と「成功報酬型課金」の2種類に分けられます。
「掲載広告型課金」は、求人広告を掲載すること自体に費用が発生する仕組みです。固定料金なので予算計画を立てやすく、同一の求人広告から何人採用しても費用は変わらないなどの利点があります。
一方の「成功報酬型課金」は、掲載求職者が採用に至って初めて費用が発生します。結果が出ない期間は料金を支払わなくても良いことが利点ですが、複数人採用するとその分費用がかかることが難点です。
人材紹介
求職者と企業との間に、専任の担当者が入って両者をマッチングしてくれるサービスが人材紹介です。転職エージェントと呼ばれることが多く、担当するエージェントによって得意な分野や業界が異なります。
自社の業種とマッチしたエージェントを選ぶと、優秀な人材を採用できる可能性が高くなります。
また、非公開で求人を行うことも可能なため、秘匿したい事業や計画を担当できる人材を探している場合にもおすすめです。
イベント
イベントを利用してエンジニアを募集することも手段の1つです。
イベントの会場では、合同会社説明会やその場で面談を行えることが特徴です。直接会って話ができるため会社の魅力を伝えやすく、来場者の人物像が分かりやすいなどのメリットがあります。
また、エンジニア向けのイベントなら求職活動をしている、転職を考えているというエンジニアが多く来場するため、効率的にIT人材層へのアピールが可能です。
リファラル採用
従業員を通じて知人・友人の紹介を受けて選考を行う方法が、リファラル採用です。優秀な人材を他社よりも一足早く採用でき、転職活動をしていないが転職するつもりはあるという潜在層にアプロ―チできるなどのメリットがあります。
難点として、従業員の人間関係から人材を探すため規模が小さくなりやすく、幅広い層から人材を募れないことが挙げられます。
中途採用の注意点や成功させるためのポイント
中途採用の注意点や成功させるためのポイントについて解説します。
具体的な仕事内容を伝える
求人サイトや転職エージェントに求人を掲載する際は、使用する言語や開発環境などを詳細に記載するようにしましょう。具体的な仕事内容が分かれば、自身の知識や技術を活かせる場であるか、その会社を通じて技術力の向上やキャリアアップを目指せるか判断しやすくなります。
また、適切なスキルを持った人材が応募してくる可能性も高くなります。
キャリアパスを明確にする
キャリアパスを明確に提示して会社の魅力をわかりやすくすることも、エンジニアの中途採用を成功させるためのポイントです。エンジニアは需要が高くさまざまな企業が欲しているため、1つの会社に残り続けずより良い条件の企業へ転職する人が多い傾向にあります。フリーランスとして企業に属さずに働く人も少なくありません。
キャリアパスが明確だと、エンジニアがその企業に長く所属するに値するか判断しやすくなり、優秀な人材を長期間運用できる可能性が高まります。
募集をかける場所を厳選する
エンジニアは絶対数自体が少ないため求人数も少なく、採用できる可能性を上げるためにはエンジニアが多い場所で募集をすることが重要になります。
転職サイトやエンジニア向けの合同会社説明会・転職フェアなどのイベントは、転職意向のあるエンジニアが集まりやすく、求人の掲載や募集をかける場所としておすすめです。
面接担当と現場の意向を合わせる
面接の担当者と、採用後に働いてもらう予定の現場の意向や方針を擦り合わせておくと、エンジニアの離職を防ぎやすくなります。なぜなら、面接で聞いていた情報や予定していた働き方と、実際に現場で働いた際のギャップが小さくなるからです。
また、面接の担当者がIT関連の知識を持っていると、応募者からの業務に関する質問にすぐ答えられるため、志望意欲が下がることを防げます。
採用決定後もケアを怠らない
採用が決定した後も、細かく進捗を報告することで入社承諾前の辞退を防ぐことが大切です。
転職活動を行っている優秀なエンジニアは、複数の企業から最終面接の合格通知を得ている可能性が高いです。小まめに連絡を取って不安解消に努めるなど、入社するまでのケアを行って、エンジニアのモチベーションを保たせましょう。
まとめ
エンジニアの中途採用の進め方や手法、注意点や成功させるためのポイントなどを解説しました。
中途採用を行うための手段はさまざまですが、いまやエンジニアの採用は激化しており、効率的に採用に結び付けるには潜在層へのアプローチが重要となってきています。
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この記事を書いた人
TECH PLAY BUSINESS
パーソルイノベーション株式会社が運営するTECH PLAY。約23万人※のテクノロジー人材を会員にもつITイベント情報サービスの運営、テクノロジー関連イベントの企画立案、法人向けDX人材・エンジニア育成支援サービスです。テクノロジー人材のエンパワーメントと企業のDX化の成功をサポートします。※2023年5月時点
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